【開催報告】
第3回 平成15年11月1日(土)

2003/11/05


 平成15年11月1日(土)、郡山駅西口駅前広場・中央広場にて、第3回駅前観望会を開催いたしました。日中は少し空がかすんでいましたが、徐々に天候は回復し、夕方にはきれいに月が見えていました。月の東よりの空に火星も明るく輝く絶好の天気の中、約400名のみなさんが望遠鏡で月と火星を観望しました!
 


たくさんのみなさんに観望いただきました!

 土曜日で、日中から暖かい日でしたので、駅前は親子連れやカップルなどたくさんの人でにぎわっていました。その中で望遠鏡を組み立て始めると、興味を持った人たちが次々と集まってきました。

 観望会が始まると、クレーターと呼ばれる穴がたくさん見える月の様子にみなさん驚いていました!

 


火星はどんな姿に見えるかな?

 今回は火星を観望することができました。今年の夏に6万年ぶりの大接近をして話題になったこともあり、みなさんの関心も高かったようです。オレンジ色に丸く見える姿や、その表面に黒く見える模様を興味深く眺めていました。

 順番を待っている人たちと一緒に、夜空の火星を探してみました。遠ざかりつつあるとはいえ、まだまだ明るく見える火星の姿にみなさん驚いたようです。


国立天文台の渡部潤一先生から火星のお話

 星の講演会でほうき星のお話しをいただいた渡部 潤一先生にも、観望会にお越しいただきました。写真を使って、火星のお話しをしていただいた後は、観望会の会場を歩きながら気軽に質問にもお答えいただきました! 初めは少し遠慮がちにしていた人々も、思いがけない貴重な機会を楽しんでいたようです。

 今回は天候にも恵まれ、さらにはボランティアのみなさんの協力もあり、たくさんの人に観望会を楽しんでいただけました。これからも気軽に望遠鏡で星を見ることができる駅前観望会を開催していきます。どうぞお楽しみに!