[1] ストローに翼を貼った様子
誰もが一度は遊んだことがある紙飛行機。しかし、適当に作ったのではうまく飛んでいきません。紙飛行機をより遠くへ飛ばす方法を研究しましょう。
【紙飛行機の作り方】
紙飛行機は折り紙で作るのが一般的ですが、今回はストローと厚紙で作る方法を紹介します。蛇腹がついたストローを用意し、蛇腹から先5ミリほど残してはさみで切ります。飛行機の翼(主翼、垂直尾翼、水平尾翼)をそれぞれ厚紙で作り、両面テープでストローに貼りつけます(写真[1])。このとき主翼と水平尾翼は平行になるようにしてください。最後に小さいサイズの目玉クリップをストローの蛇腹部分に挟めば完成です。(写真[2])
【紙飛行機の飛ばし方】
紙飛行機を飛ばすとき、野球ボールを投げるように手首を動かしてはいけません。なるべく手首は固定し、ひじを使いながら、紙飛行機をまっすぐ前に押し出すようなイメージで投げるとよく飛びます。また、投げる角度を変えて実験を行い、どの角度が一番遠く飛ぶのか研究しましょう。
[2] ストローに目玉クリップを挟んだ様子
【紙飛行機で自由研究】
また、紙飛行機本体を改良して、より飛ぶ紙飛行機を作りましょう。目玉クリップの位置や、翼の大きさ、形、貼る位置、翼の材質を変えて実験を行い、それぞれの飛距離を表にまとめます。このとき、紙飛行機を数回飛ばし、その平均を実験結果にするとより正確な結果がでます。
(郡山市ふれあい科学館 事業課 後藤 利貴) =おわり
2010年8月17日 福島民友新聞「夏休みに挑戦しよう!おもしろ自由研究」より