2018年1月31日に、日本ではおよそ３年ぶりとなる皆既月食が起こりました。科学館では、郡山駅前で皆既月食の撮影を行いましたので紹介します。
郡山市内は夕方に雪が舞いましたが、月食が始まる20時48分には薄雲を通して月が見られる状況となり、ときどき雲に隠れながらも、24時12分の部分食終了まで、月食の様子を観察することができました。
皆既月食のときに注目されるのは、その色です。「赤銅（しゃくどう）色」と呼ばれる少し黒みがかった赤色になりますが、大気の状態などのさまざまな要因で、月食のたびに明るさに違いが生じ、色合いも変わって見られます。
皆さんは、どのような色に見えたでしょうか。
次回の皆既月食は、2018年7月28日です。夜明け前の満月が欠けていき、郡山では皆既食の状態で沈んでいきます。
