平成16年10月の活動報告

2004/10/21


 今回の活動では、発明クラブの紹介パネル作りを行いました。
 また、後半は発明や特許についての実演を交えた講演会を行い、発明の大切さに触れていただきました。

 

【第6回目】10月16日(土)

 始めに、黒森先生からクラブ員のみなさんに宿題が出ました。

 小型のターンテーブルに工夫を加えて、便利なものを作ります。クラブ員のみなさんは、いったいどんな作品を持ってくるのでしょうか?

 

 福島県発明展に展示する、郡山市少年少女発明クラブの紹介パネルを作りました。

 このパネルは、福島市のコラッセふくしまにて10月22日(金)〜25日(月)まで開催される、県発明展で展示されます。

 

 後半は、風間 泰寛(静岡大学 知的財産本部)さんを講師に招き、「最先端の科学・技術も、原点は発想にある!」をテーマに講演会を開催しました。

 風間先生は、デコボコした面や曲面にプリントできる「水圧転写」、そしてボールペンのグリップやスポーツシューズなどで使われている衝撃吸収剤「αGEL(アルファ ゲル)」などの開発・特許化に尽力されました。

 風間先生は、分かりやすく発明や特許などについて、お話くださいました。

 

 水圧転写の実演です。水槽に水を入れ、その中にキャラクターのスタンプを押したオブラートを浮かべます。オブラートの中央から、そっと発泡スチロール球を沈めると、右の写真のように綺麗にプリントされました。この技術は、病気の時にオブラートで薬を飲む際にひらめいたそうです。

 

 風間先生は、衝撃吸収剤「αGEL(アルファ ゲル)」も開発しました。実際に、卵を高いところからαGELのシートに落とします。参加者全員が卵を落としましたが、割れませんでした。最後に、シートめがけて卵を投げつけましたが、それでも割れませんでした。

 

 最後に、発明協会 芹澤 義信さんを講師に「発明をどう思う?」をテーマにお話しいただきました。

 クラブ員は、身の回りにあるもののほとんどが発明品であることや、発明の大切さを実感したようです。


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