2002/08/23


平成14年9月1日〜10月31日

 日本がハワイのマウナケア山に建設した、直径8.2mの大きな眼をもつ「すばる望遠鏡」で、私たちは、どのような宇宙の姿を見ることができるのでしょう。

 すばる望遠鏡建設にかけた天文学者の熱い思いを、元国立天文台長小平桂一先生のインタビューを交えてご紹介いたします。また、完成したすばる望遠鏡が見た最新の宇宙の姿を見てみましょう。

【解説員からの番組のみどころ】

【木村解説員】

【安藤解説員】

 望遠鏡を使うことで、私たちの知ることができる世界が宇宙へと広がってきました。望遠鏡は大きなものほど、遠くまで、そして細かく見ることができます。日本のすばる望遠鏡は、多くの先端技術を使って完成した、世界最先端の観測ができる大望遠鏡で、天文学者にとって夢の実現となりました。最新の天体の映像と共に、すばる望遠鏡建設についてご紹介いたしましょう。

 1609年にガリレオが望遠鏡で初めて望遠鏡を星空に向けてから、私たちは宇宙を見つめる大きな眼を獲得しました。そして21世紀に向けて、日本は口径8.2mのすばる望遠鏡を建設し、この大望遠鏡で宇宙のダイナミックな姿が明らかになってきました。そして、宇宙の遠い姿を見ることができるようになりました。これは宇宙の昔の姿を見るということなのです。日本の天文学者が夢見た宇宙の姿を、みなさんも一緒に見てみましょう。

【田邊解説員】

【近藤解説員】

 すばる望遠鏡の口径(鏡の大きさの直径)は8.2mです。大きな口径の望遠鏡で宇宙を見ると、どんな点で良いのでしょうか?また大きな望遠鏡を作るとき、どんな点が難しいのでしょうか?など望遠鏡が出来上がっていく過程を詳しくお話しします。途中、望遠鏡を追いかけてハワイのマウナケア山頂を飛びます。このシーンは迫力いっぱいですよ!

 日本の天文学者たちの長年の夢であった巨大望遠鏡「すばる」。最先端の技術を駆使したすばる望遠鏡の秘密に迫ります。遠くハワイの地で、天文学者の人達はこの望遠鏡で何を見ようとしているのか?日本が世界に誇る「新しい眼」をご紹介します。番組の中では、すばる望遠鏡により得られた最新情報もお届けします。

次回の予告 2002年11月〜12月

私たちは星の子ども?


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