2003/06/22


平成15年7月1日(火)〜   
8月31日(日)

 火星も地球も太陽のまわりをまわる惑星です。地球と火星は2年2ヶ月ごとに接近しますが、今年は1世紀に1度あるかないかの超大接近!

 夜空に見える火星の見え方、火星誕生46億年の壮大なる歴史、そして未来における火星の秘められた可能性を探ります。未来の火星の表面飛行は迫力満点!宇宙劇場が宇宙船へと大変身。大迫力の旅をお見逃しなく!!

【解説員からの番組のみどころ】

【木村解説員】

【安藤解説員】

 15年前にも火星の大接近があり、異様に赤く見えた火星をよく覚えています。今回はそれ以上の大接近ですから、接近前後の明るさや色の見え方が、月日とともにどう変るのか、楽しみです。番組でも火星がどのように接近してくるのか、太陽系シミュレーターの美しいCGを使って調べてみましょう。また、火星の世界や期待される火星の未来像についてなど動画を中心とした映像でご紹介します。

 不気味なほど赤々と夜空に輝く火星の様子は、昔の人々にとっては恐ろしいものでした。占星術上では不吉な星として扱われ、記録にも多く残されています。その後望遠鏡による火星観測から、表面に見られる黒い模様を運河と考え、火星人への夢を膨らませた時代を経て、現在では火星に人類は新たな夢を持とうとしています。果たしてその夢とは? そもそも火星が接近するとは?! 火星大接近の今年は、火星の世界に大注目してみましょう!

【田邊解説員】

【近藤解説員】

 夜空の中で、惑星は明るく、とても目立ちます。しかし、惑星はこの季節になると必ずこの惑星が見えるというものではありません。大接近で話題の火星はどこに見えるのかな?なぜ見える位置が変わるのか? 地上から見たり宇宙から見たりし、惑星の不思議な動きを知りましょう。さらに、先日はアメリカのNASAが新たな探査機を火星へむけて打ち上げました。探査機計画と併せて、火星の過去から未来へ時間の旅を楽しみましょう!大人も子どももとっても楽しめる企画の番組です♪

 地球も火星も太陽の周りをまわる惑星の仲間です。では、火星が大接近するとはどういうことなのでしょう? だんだんと明るく、赤く見えてくる火星にせまります。
 火星は地球以外で生命存在の可能性がもっとも話題にのぼる星でした。アメリカや日本などが、今回の大接近を機会にそれぞれ火星探査機を打ち上げています。果たして、私たちは火星に水を見つけることができるでしょうか。その先に広がる壮大な火星改造計画もご紹介しましょう!

次回の予告 2003年9月〜10月

月面クレーターのなぞ


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