2003/08/26


平成15年9月2日(火)〜   
10月31日(金)

 日本には古くからお月見の風習があり、月は人々の心に身近な天体として根付いています。その表面には模様があり、ウサギの餅つきの様子に見えるなどいろいろな見かたができますが、望遠鏡で見るとデコボコのクレーターに覆われています。クレーターがどのようにしてできたのか、タイムトラベルで月が誕生した昔へご招待します。

 【今回の番組の新企画!】
 解説員ごとに、お月見をはじめとする月の風習などのお話を、オリジナルの映像を交えてご紹介します。月にまつわるさまざまなお話をアラカルトでご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

【解説員からの番組のみどころ】

【木村解説員】

【安藤解説員】

 お月様の顔をよく見ていると、なるぼど「餅つきウサギ」に見えてきますが、それは月面に模様があるからですね。その模様の秘密は、月の誕生して間もない頃に起きた大きな出来事にあります。それは、どんな事でしょうか? コンピュータグラフィックの映像で調べてみましょう。

 月は古代の人にとっては、夜を照らす大切な天体として扱われたほか、月の満ち欠けや輝きから強い生命力を持つ存在と考えられました。月と人はさまざまな面で関わりを持っていたわけですが、科学の眼で月を見ると、最も近い天体であるにもかかわらず、多くのなぞがあるようです。 月と人間の関わり、そして天文学で明らかになってきた月世界をご紹介いたします。特に月ができるまでのタイムトラベルは圧巻です。月の新たな世界を発見できると思いますよ。

【田邊解説員】

【近藤解説員】

 月の模様をみると、やや色が黒っぽく見えるところがあり、そこは月の海と名づけられています。海といっても水があるわけではないのに、地球と同じ名前がつけられていて面白いですね。月面について色々なことをお話しします。お月見の時期にもあたりますので、番組を見た後は家でたまにはゆっくりと月を眺めてみようかなと思ってもらいたいです。めざせ月博士!

 夜空に明るく輝くお月さまを眺めていると、あそこまで人間がいったことがあるなんて不思議な気がしませんか? 望遠鏡でのぞいてみると、たくさんの穴・クレーターが見えます。そのクレーターには、月誕生に関する重要な謎が隠されているらしい・・・!?
 私たちにとって最も身近な天体の一つである月の秘密をご紹介します。

次回の予告 2003年11月〜12月

天の川銀河の発見


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