2005/04/22


2005年5月6日(金)〜   
6月30日(木)

  星空の見え方は地球の「歳差運動」によって、時代により変化していきます。何と5000年前は、日本でも南十字星が見えたり、北極星が今と違う星だったりしたのです。

 そして5000年前はエジプト文明が栄えたころ。古代エジプトでの星空を見ながら、星とエジプト文明の関わりを見てみましょう。

【解説員からの番組のみどころ】

【安藤解説員】

【近藤解説員】

 5000年前の人が見ている星空が、同じ郡山でも今とは違う・・・となると、いったいそれはどのような光景だったのでしょう。またその時代に、人々はどのような生活をしていたのでしょう。
 今回は、まず縄文時代の郡山へとご案内いたします。郡山での縄文時代を体験してみてください。
 そして、当時まさにエジプトでは文明が発展を遂げようとしていたときです。そして、そのカギのひとつが星だったとは?
 さまざまな角度から、エジプト文明と天文の関わりについてもご紹介します。いつもと一味違った一般番組にご期待ください。

 私たちの住む地球は、普段は分かりにくいのですが色々な運動をしています。歳差運動は地球の自転軸がコマのように回転する運動です。この運動は非常にゆっくりとしたもので1周するまでに約2万6000年かかります。これによって夜空の星の見え方が変わります。
 古代エジプトではピラミッドの建設など、すばらしい文明が発展しましたが、その中で彼らは星の動きを熱心に観察し、1年間という暦を発見しました。つまりカレンダーができたわけです。これはまさに大発見といえるでしょう。
 古代エジプト文明と天文の関わり、いつもとは少し違う切り口をお楽しみください。

 

【水谷解説員】

 

 私たちは、普段何気に夜空を見上げて星を見たりしますが、古代エジプトの人々は今よりももっと星を見ることが大切だったようです。
 この時代にはカレンダーがありませんでした。そんな時代には星が時を教えてくれる手がかりだったのです。
 世界4大文明のひとつ、エジプト文明が発展した理由が実は星空にあった!
 そして、あのピラミッドと星との以外な関係は?!
 今回は時間と空間を飛び越えて5000年も昔のエジプトの星空へとみなさんをご招待します。


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