2006/04/22



2006年5月1日(月)〜6月30日(金)
 

 地球上での星空の見え方は、緯度によってずいぶんと違います。南半球に出かけてみると、日本とはまったく違う星空を楽しむことができます。そんな南天の星座をたどってみると、変わった動物や物が星座になっていることに気がつきます。これは星座の歴史とも関係してくるようですが・・・。

 星座の歴史とともに、南天の星座めぐりの旅へ出かけてみましょう。


星座の発祥は? (C)GOTO


南天の星座めぐりはいかが?

 

【解説員からの番組のみどころ】

【安藤解説員】

【近藤解説員】

 星空を見る楽しみのひとつに、旅先で星を見上げることで、いつもと違った星空に出会うことのできる喜びがあります。今回は、北半球・郡山を出発して、赤道、そしてオーストラリアまで、星空旅行に出かけましょう。どのような星空が広がっているのでしょう?
 そして、星空に描かれる星座についても今回は詳しくご紹介いたします。星座の発祥から、南天で見られる、くじゃく・ハエといった変わった星座が作られたわけは?
 また、現在は使われていない、消えてしまった星座たちも登場します。どのような星座が生まれ、そして消えていったのでしょう。
 星の旅と星座を巡る世界をお楽しみいただければと思います。

 星座の歴史は古く、その起源は今から4000年ほど前にさかのぼるとも言われています。
 現在広く知られているのはメソポタミア地方からギリシャへ伝わった星座がもとになっています。ギリシャへ伝わった後、長い間変わらなかった星座の世界はある時期を境に大きな変化 を迎えます。人々が新天地を求めて大海原へ漕ぎ出した大航海時代です。世界中に船を進めていくうちに、彼らは新大陸の他に、ヨーロッパでは見ることができなかった星たちを発見します。こうして新しい星座たちが作られていったのです。その中には郡山からは見ることができない星座も含まれています。
 今回は、星座の歴史をたどりながら、私たちが普段見ることができない南天の星座たちを見ていきましょう!

   

【水谷解説員】

 

 今回はみなさんといっしょにあこがれのサザンクロスを見に、オーストラリアに行きます!
 サザンクロスとして有名なみなみじゅうじ座以外にも、郡山からは見ることのできない星座はまだまだあります。せっかくですから、南天にはどのような星座があるのか探してみましょう。
 そもそも星座は全部で88個ありますが、これらはいったいどうやってできたのでしょう? 最初から88個あったのでしょうか?いつできたのでしょうか?  星座が作られた歴史についてもご紹介したいと思います。


全天を埋める88個の星座。この中にある「変わった星座」は?! (C)GOTO
 

2006年7〜8月

恐竜絶滅のなぞ


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