科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2019年8月29日(木)に、郡山市立海老根小学校で開催しました。

 

 今回お届けした実験・工作は「風船ロケット」「ぶっ飛びロケット」の2種類です。全校児童の皆さん、その保護者、さらに祖父母の皆さんと先生、合わせて56名の皆さんと、和気あいあいの雰囲気の中で実施しました。初めにPTA役員と校長先生のあいさつの後、さっそく工作がスタートしました。

 科学館スタッフの説明を聞きながら、児童の皆さんは、保護者の方・祖父母の皆さんと一緒になって、15分程で「風船ロケット」を完成させました。飛ばし始めると、風船を手から離すタイミングがなかなかつかめないようでしたが、回数とともに慣れ、楽しそうに皆さん一緒に飛ばして遊んでいただきました。

 

 次に、「ぶっとびロケット」を作りました。本日2つ目とあって、あっという間に、完成しました。さっそくロケットを飛ばす実験を行いました。ロケットがまっすぐ上に上がる児童の皆さんもいれば、上手くいかない児童の皆さんもおり、スーパーボールをまっすぐ落下させることがいかに大切かをお互いに学ぶことができました。

 最後に、科学館のスタッフが、ロケットが飛ぶ仕組みについて、3つの実験を実演しながら会場の皆さんに説明をしました。中でも、水素と酸素を使用した、水素爆発の実験では、その爆発音が体育館中に響き渡り、音の大きさに皆さん大変驚かれていましたが、それと同時にロケットの推進力の凄さを理解していただくことにもつながりました。

 海老根小学校の皆さん、そして保護者と祖父母の皆様、ありがとうございました。