科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2020年2月20日(木)に、郡山市立行健小学校で開催しました。

 

 今回お届けした実験・工作は、「光るスライム!」です。参加者は1年生から6年生の児童の皆さんと先生、合わせて45名で行いました。

 最初は、スポイトを使用して、20mlの色水を袋に取ります。スポイトを使用したことのない児童の皆さんが多かったようで、職員が使い方の説明をすると、色水がスポイト内に上がってくる現象を見て「えー!」という驚きの声があがりました。

 次は、洗濯のり(PVA)20mlをビーカーにとり、それを色水の入った袋に入れます。児童の皆さんは、慎重に作業を進めたので、こぼすこともなくスムーズに作業は進みました。

 

 2種類の液体が入った袋を観察すると、二層に分かれているのが良くわかるので、比重の学習にも少し触れました。

 次に、不思議な粉(蓄光パウダー)と不思議な液体(飽和ホウ砂水)を科学館職員から袋の中に入れてもらい、光るスライムの完成です。不思議な液体を入れた瞬間に、スライムのプルプル感が出てくることに、児童の皆さんは大喜びでした。

 スライムができあがったところで、隣の部屋に用意しておいたブラックライトにスライムをあてると、「あっ、光ってる!きれい!」と、光り出す現象に見入っていました。

 児童の皆さん、そして、先生方、本当にありがとうございました。