2024年11月16日(土)に、市制施行100周年記念 渡部潤一名誉館長講演会「天文学 これまでの100年、これからの100年」を開催しました。

 

 まずは、つい先日まで大きな話題となった「紫金山・アトラス彗星」についてご紹介いただきました。最終的に久々の大彗星となりましたが、予報の変化や明るくなっていく過程を写真で振り返りました。またプラネタリウムで実際に星空を見上げた様子を再現してみました。

 観測装置の発展を主な視点として、これまで天文学、特に100年の歩みについて、可視光から多波長へと拡大した観測の歴史を振り返りました。

 そして、これからの大型望遠鏡等の状況に触れ、特に第2の地球については、従来言われていたほどの多数の候補が思うような状況ではないこと、ただし今後詳細に観測できるようになることへの期待が紹介されました。

 質疑の時間も多くの質問が寄せられたほか、終了後も個別に渡部名誉館長を囲んで多くの方が質問と交流をされていました。

 

 渡部名誉館長、ご参加のみなさま、本当にありがとうございました。