2026年2月7日(土)に、渡部潤一名誉館長講演会「幻の流星群を追って」を開催しました。

今回は渡部名誉館長の研究テーマから、幻の流星群「ほうおう座流星群」の謎を解明していったストーリーを紹介いただきました。
南極観測船「宗谷」が1956年に第一次南極越冬隊を乗せて向かう中で遭遇した突発流星雨の正体の解明は、親天体と考えられていた「ブランペイン彗星」の再発見から大きく動き出しました。
計算の結果から、観測のチャンスがある2014年にスペイン領カナリー諸島ラパルマ島に遠征した際の様子、そしてほうおう座流星群との出会いをドラマチックに紹介いただきました。
また宇宙劇場の機能を活かして、ブランペイン彗星の軌道をデジタルプラネタリウムで投映して、地球との位置関係も確認しました。

そしてこの研究から、活動が低下していく彗星のふるまいや、小惑星として認識される天体の中にもかつて彗星であった天体があるであろうことなど、多くの着目点についても触れていただきました。
このほか、太陽系天体の話題として、昨年12月に観測された大火球の経路から、南会津町に隕石が落下している可能性や、もし発見できれば福島県で初の隕石となることなどもご紹介いただきました。

講演後の質疑では多くの質問が寄せられたほか、終了後も個別に渡部名誉館長を囲んで多くの方が質問と交流をされていました。
渡部名誉館長、ご参加のみなさま、ありがとうございました。








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