クラブ活動
12月の活動報告

2002/12/12


科学クラブ

 ろうそくに火をつけると、火は燃え続けますが、どうして燃え続けることが出来るのでしょう? 色んな実験を通して、ろうそくが燃え続ける理由を考え、ろうそくの炎の秘密を探ります。
 お楽しみメニューは、クリスマスに向けての手作りキャンドルです。廃油(サラダ油)を使って赤、青、黄色などの美しい色のキャンドル作りに挑戦します。


【Bクラス】12月7日

 真っ暗な教室の中に5本のろうそくが輝き、その周りに子ども達の真剣な眼差しが注がれました。色鉛筆でスケッチをしたり、ろうそくの光を観察して、気が付いたことをメモする子ども達は真剣そのもので、鉛筆の音だけが聞こえました。「ぼくはこんなにしっかりとろうそくを見たことないよ。」と、誰かがつぶやいた。「わたしもだよ。」と、さらに真剣さ増したようです。次々と実験や観察をしながら、ろうそくはどうして燃え続けるのかな? 息を吹きかけると消えるのかな? など、ろうそくの秘密を探りました。
  最後のお楽しみは、サラダ油を使って色とりどりのキャンドルを作りです。「科学クラブでは、普通は考えない不思議を勉強できるから楽しいよ!」と言ってくれた男の子の言葉には、スタッフも励まされました。

【Aクラス】12月14日

 ろうそくの光をじっと見つめ、子どもたちは炎の秘密を探り出しました。炎が明るく輝くところ、芯の近くの部分が青く暗くなっていることなどから、燃えるときに空気が関係していることに気づいていきました。ガラス管を使って、炎心からろうの気体を取り出して火をつけると、青白い炎を上げて燃える様子にとても驚き感動していました。ろうそくが、固体〜液体〜気体となって燃えることが理解できた瞬間でした。
 後半は、油を使ってのキャンドル作り。思い思いの色で作り上げ、おみやげに持ち帰りました。「家でもやってみたい」という声がうれしさをあらわしているようでした。


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