2022年1月16日(日)

 今回は横田先生が担当です。テーマは「ランプシェードを作ろう!」です。

 

 「ランプシェ-ドとは、ライトを覆うもの」との説明を聞くとともに、横田先生が作ってきた作品を見て、これから作る作品のイメージ作りをしました。今日のテ-マは「素材」。普段使われている使い方ではなく、別のものに活用できるよう違った見方を養う訓練が今日の目的です。

 準備していただいた素材は、「デザインペ-パ-」「モ-ル」「お花紙」「すき紙」「シ-ル」「不織布」「カラーシ-ト」「緩衝材」等など。制作開始です。イメージした形に近づけようと何種類もの材料を組み合わせたり、切って貼ったり、プラスチックコップに穴を開けたりと、試行錯誤しながら黙々と作品づくりに熱中しました。

 

 活動開始1時間後、部屋を暗くして完成したランプシェ-ドを全員が点灯。創意工夫した個々の作品の鑑賞会を行いました。使った素材が一人一人違い、デザインも違います。灯篭流しや会津の絵ろうそく祭りのようで、とても幻想的でした。心の中が穏やかになりくつろぎの時間となりました。

 その後、一人一人自分の作品を持ちながら、素材やデザインで工夫したことについて発表しました。最後に横田先生から、自分の思いを込めて作品を作る大切さを教えていただきました。

 

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「取っ手をつけて、持ち運んだりかけたりできるようにした。持ち上げると下からランプが落ちるので、下にセロハンをはった。すると今度はスイッチが入れられないので、スイッチの周りを切ってスイッチをさわるように工夫した。」

 「得意な折り紙と多面体を多用してランプシェ-ドを作りました。光が透ける紙だったので、暗い中で光らせるときれいでした。」

 「今はコロナで大変だけれど、そんな中でも明るい未来が必ずあると思えるようなデザインにしたかったため、明るい色を多く使いました。結果、優しく燃える炎を見ているような安心感のあるデザインになりました。」

 

 次回の活動は、2月13日に「楽器を作ろう」と「閉講式」を行います。お楽しみに!