2024年2月11日(日)

 今回は大越先生が担当です。テーマは「風力発電を知ろう! ~風車で楽しい科学~」です。

 

 はじめに折り紙を使った伝統的なかざぐるまを作りました。折り紙を四つ折りにして開き、折り線の中心に印をつけます。中心点から約2cm離れたところまで四つの角から折り線にそって切ります。切った先端4つを中心点に集めのりで貼り、軸を通して棒に取り付けて完成です。次にオリジナルデザインの風車(万能風車)を作りました。ハ-ト形の羽根を切り取り、2組の羽根をねじれた状態で組み合わせて貼ります。中心に穴をあけ、軸を通して棒を取り付けて完成です。

 完成した風車に風を当て、上手に回す方法を考えました。羽根に直角に風を当てると速く回ることを体感した後、クラブ員の創意工夫の始まりです。羽根のひねりや傾きに着目して回転のスピードを速くしようとするクラブ員もいれば、飾りつけに凝るクラブ員もいました。

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 最後に閉講式を行いました。閉講式では1年間休まず出席したクラブ員2名が表彰されました。また活動を振り返って、表彰者を代表して松浦さんから、「一番心に残った講座は、モーターで走るトラック作りで、発明クラブで工夫することの大切さを知ることができた。」という感想を述べてくれました。

 今年度の活動は今日で終了です。クラブ員の皆さん、そして送迎していただいた保護者の皆さまありがとうございました。また、ご指導くださった3名の先生方、大変お世話になりました。来年度もよろしくお願いいたします。

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「風車は、横からではなく正面から風を当てないとうまく回らないことが分かった。」

 「羽根にねじれを作るとよく回ることがわかった。この一年間でいろいろなひみつを知れて楽しかった。」

 「風車作りを通して、どのような条件がそろった時が一番回るのかを考えることができました。今年一年間で、物作りを通して、自分の知的財産や知的好奇心を育むことができました。」

 

 来年度の第1回目は、5月12日に開講式を行います。お楽しみに!