【Aクラス】2021年1月16日(土)
天文パートの2回目は「星のきょりを調べよう」をテーマに行いました。夜空に輝く星には、わたしたちに近いものもあれば遠いものもあります。ものさしが使えない宇宙でどのようにしてきょりをはかっているのか、その方法を紹介しました。
中盤では、3D天文シミュレーションの立体的な宇宙の映像を使って、冬の星座のオリオン座を見てみました。地上では、きれいな並びをしているオリオン座でしたが、宇宙に出てみると形が大きく変わってしまいました。どんどん変わっていく様子に驚きましたね。
最後に3D天文シミュレーションで見たオリオン座を立体星図の工作で確かめてみました。発泡スチロールの台座に竹ぐしで作った星をさして完成です!
できあがったオリオン座をいろいろな角度で見ることができました。正面から見たり、上から見たりして見え方の違いを楽しむことができました。意外な星が手前にあたり、2つが同じくらいのきょりにあったりといろんな発見もできたようでした。
【Bクラス】2021年1月30日(土)
前日からの雪で、欠席者が多い中での開催でした。
はじめに、星のきょりの調べ方を紹介しました。調べ方の一つに角度を使う方法があります。私たちの目は、右目と左目で少し見え方が違います。指を前に立てて片目ずつ見てみると、少し角度がついて見えます。そして、指を前後に動かしてみると近い時には角度が大きく、遠い時には小さくなります。この角度の違いで、私たちはものが遠い・近いと判断しています。
3D天文シミュレーションも、右目と左目で映像を分けて角度をつけることで、立体的に見ることができます。その方法を使って宇宙でもきょりを調べています。
最後の工作は、みんなスムーズに作ることができました。早い人は、オリオン座のほかに北斗七星も完成させていました。
できあがった立体星図を観察してみると、3D天文シミュレーションと同じように星の奥行を感じることができました。上から見た様子や横から見た様子など、見え方の違いもおもしろかったようです。シンプルな工作ですが、いろいろな発見ができると思います。ぜひ、おうちでもよく観察してたくさんの発見をしてみてくださいね。
次回は、今年度最後の活動で、天文パート「望遠鏡を作ろう」です。お楽しみに!