月と天文現象 2026年2月25日(水)

第2回は「月と天文現象」です。前回の講座では月の基本的な姿を改めて知っていただきましたので、今回は月にまつわる天文現象をご紹介し、しくみや観察ポイントなどを見ていきました。
今回の大きなテーマは「食」です。まず受講者のみなさまに、「食」と聞いてどのような天文現象を思い浮かべるかを尋ねました。まさに今回ご紹介する月食や日食を思い浮かべる方が多く、早速「月食」について、3天体の並びや月が欠けて見えるしくみ、3月3日の皆既月食の観察ポイントなどをご紹介しました。皆既月食の時は赤銅色の月の姿にも注目です。過去の月食の写真から赤銅色に染まる月の姿をご紹介しました。3月3日の月食ではどのような色に見えるか、ぜひ観察していただければと思います。

月食をはじめ、天文現象のしくみを理解するためには宇宙空間での3次元的なイメージを掴むことが大切です。国立天文台の「Mitaka」というソフトを使い、宇宙空間で見た天体の並びをご紹介しました。宇宙空間で視点を変えながら見ていくことで、月食や日食のしくみへの理解をより深めていただきました。また、月食や日食当日に日時を合わせ、空で見た月食や日食の様子もシミュレーションしました。
さらに今回は惑星食や恒星食についてもご紹介しました。月によって惑星や恒星が隠され、再び月の縁から現れる様子は観察すると面白いものです。月食や日食に比べると少しマニアックにはなりますが、双眼鏡や望遠鏡を使って楽しく観察していただければと思います。
次回は、3月4日(水)に「月と探査」をテーマに行います。お楽しみに。








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