地球を知れば生命の条件が見えてくる
(C)NASA

衛星にも生命の可能性が!?
(C)Britney Schmidt/Dead Pixel VFX/Univ. of Texas at Austin

他の惑星の地表のイメージ
(C)ESO/M. Kornmesser

投映時間

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番組内容

 1995年に初めて発見されて以来、4200個を超える系外惑星がこれまでに見つかっています。そして、いよいよ地球のような生命のいる惑星への期待も膨らんできたようですが、どのような条件が生命誕生に必要なのでしょう?

 今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。

解説員からの番組の見どころ

安藤解説員

 地球以外の生命・宇宙人、というと古くはSFなどの物語での想像のなかでの話題でした。月の世界のかぐや姫や小説「宇宙戦争」での火星人など、さまざまな描かれ方をされてきました。それが現在では、宇宙に存在する生命の可能性を科学的に考えることができる時代になってきました。

 どのようなところで、生命が誕生しそうなのでしょうか。そして、見つかりそうでしょうか。わくわくする系外惑星の世界を映像で巡ります。

佐藤解説員

 昨今の観測で、太陽系以外の惑星の存在が当たり前のようになってきました。その惑星たちの中には地球のように生命に適した星はあるのでしょうか。生命が存在するための条件は、太陽系で唯一生命が存在している地球について考えることで見えてきます。

 今回は、地球と他の天体を比較することで、その条件を探していきましょう。そして、その条件をもとに生命の可能性を持った天体を探してみると、意外にも近いところに、その星が見つかるかもしれません。

惠川解説員

 私たちが住む地球と他の惑星たちは、太陽という恒星の周りを回っています。宇宙に散らばる多くの恒星たちの周りにも惑星が回っていますが、あまりにも地球から離れているために、観測に成功したのは最近のことです。更にこれらの惑星を突き詰めていくと、地球のように生命のあふれる星も存在するだろうという期待もあります。

 今回は、生命が存在する可能性の高い星について惑星は勿論のこと、衛星についても照準を合わせて紹介していきます。

山村解説員

 系外惑星とは、太陽系の外にある惑星のことです。最初に発見された系外惑星とはどのようなものなのでしょうか。ほかにも系外惑星にはどのようなものがあるのでしょうか。また、現在多くの系外惑星が発見されていますが、惑星は暗く、探すことは容易ではありません。そのような中、研究者たちはさまざまな方法で系外惑星を探しています。

 今回は、最初に発見された系外惑星や系外惑星の種類、そしてそれらの観測方法についてご紹介します。