今年の夏は7月31日に地球に最接近となったばかりの火星が見ごろとなっています。この火星の観望会を、2018年8月11日(土)に平成記念郡山こどものもり公園で行いました。
天気に恵まれ、快晴の空の下での観望会となりました。今年の夏は火星の他にも金星、木星、土星が見られるため、望遠鏡を6台用意しました。参加者の方には日の入り後から充分に暗くなるまで、その時々で見える惑星を望遠鏡で観察していただきました。
今回の観望会では約300名の方にお越しいただきました。どの望遠鏡にも長い列ができ、順番が来るまでお待たせしてしまいましたが、火星の赤い大地をはじめ、金星が月のようにかけている様子や木星の縞模様、土星の環など、ユニークな惑星たちのすがたを楽しんでいただけたようでした。
また、星図を配布して火星の接近についての解説や、会場でよく見えていた夏の大三角や北斗七星、さそり座などの星空紹介も行いました。「星座がわかると星空が今までと違って見えて面白い!」と、星をたどることを楽しむ声も聞こえました。
今回は、よく晴れて絶好の観察日和での観望会となりました。参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。これからもしばらく火星が見えますが、だんだん地球から離れて暗くなっていきます。ぜひまた夜空を見上げて、火星を観察してみてください。