2019年1月6日、日本では約3年ぶりに部分日食が起こりました。郡山市ふれあい科学館では、この部分日食の観望会を郡山駅歩行者連絡橋で開催しました。

 

 日食は月が太陽と重なることで太陽を隠す現象で、今回は太陽の一部が隠される部分日食となりました。雲の多い空模様でしたが、全体を通して日食の様子を無事に観察することができました。

 太陽はとても強く光っているため、普段はもちろん、日食中でも直接見てはいけません。望遠鏡に取り付けた投影板に太陽を映し出しての観察と、遮光板を使っての観察コーナーを用意し、参加者の皆さんに安全に日食の様子をご覧いただきました。

 

日食の経過 (クリックで大きい画像表示)

 今回の部分日食は、福島県では月の直径の約45%が太陽と重なりました。日食の最大時にはたくさんの参加者が遮光板や投影板で太陽を観察し、始まりの頃よりも大きく欠けた太陽の様子に驚く声も聞こえました。

 寒い中にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただきました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。今年は12月26日にも部分日食が見られますので、次の機会もぜひご覧になってくださいね。