郡山市ふれあい科学館では、今年度2回目(通算154回目)となる駅前観望会を、2019年5月11日(土)に実施しました。
良い天候に恵まれ、観測に適した日になりました。今回は3台の望遠鏡を設置し、倍率を変えて見え方の違いを比較していただきました。
観望会前半は望遠鏡を月へ向けて、鮮明な姿を紹介しました。初めて見た方や、この日を待ちわびて遠方から来られた方で賑わい、何度も望遠鏡を覗いていました。
残念ながら町明かりや薄雲の影響により、星座の形までは確認できませんでした。しかし、星座を作る春の星、レグルスやアークトゥルスを確認でき、春の訪れを感じました。
観望会後半は、北斗七星にある二重星、ミザールとアルコルへ望遠鏡を向け、並んで輝いている様子を観察しました。この星は、視力が良ければ肉眼でミザールとアルコルを分離して見ることができます。分離して見えた見えなかったかで、皆さんと大変盛り上がりました。
令和になって最初の観望会は、涼しく快適な観望会でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
駅前観望会は、冬季を除いて毎月開催いたします。
★次回の駅前観望会 2019年6月8日(土) 19:30~20:30