紫金山・アトラス彗星が、10月中旬になり宵空で観察できるようになりました。彗星の姿を科学館スタッフが捉えました。
※各写真はクリックすると拡大します。
10月20日の紫金山・アトラス彗星(撮影:科学館スタッフ)
月明かりがなく、天の川も肉眼でわかる裏磐梯では、肉眼でも10度以上の尾が伸びる彗星の姿を確認することができました。ただ、頭部の明るさが暗くなってきているので、街では肉眼での観察は難しかったようです。
10月17日の紫金山・アトラス彗星(撮影:科学館スタッフ)
薄雲がかかる中でしたが、満月の月明かりに負けず雲間からの彗星の姿が、肉眼でもぼんやりと捉えられました。周りの星座の様子から、彗星の尾の伸び方をご覧ください。
彗星は少しずつ暗くなっていくと予想されていますが、今後宵空に月が昇る前にどのようにみられるか、しばらく目が離せません。
10月15日の紫金山・アトラス彗星(撮影:科学館スタッフ)
この日は午後になり郡山市内はじめ県内で雲が増えてきたので晴れ間を追いかけ、茨城県日立市で捉えました。
市街地で街明かりの多い中での観察でしたが、18時頃に双眼鏡を西の空に向けるとすぐその姿が確認でき、場所がわかると目でも尾を伸ばした彗星の姿が確認できました。(写真では肉眼で見るよりかなり長く尾が写っています)
10月13日の紫金山・アトラス彗星(撮影:科学館スタッフ)
18時過ぎ、ビッグアイから紫金山・アトラス彗星の姿を捉えることができました。街明かりなどの影響で、肉眼では直接見ることができませんでしたが、双眼鏡では確認することができ、まぶしい光を直接みないようにすれば、市街地でも観察できそうです。今後に期待しましょう。
紫金山・アトラス彗星に関するウェブサイト
紫金山・アトラス彗星の位置や詳しい情報は、以下のウェブサイトを参照ください。