郡山市ふれあい科学館では2018年3月24日(土)~4月5日(木)まで、福島県立郡山北工業高等学校・福島県立清陵情報高等学校・福島県立白河実業高等学校と連携して「ロボットで遊ボット!~ロボット展示・操作体験~」を開催いたしました。
高校生の皆さんにもボランティアで参加していただき、展示ロボットの解説や、操作体験ロボットの操作方法などについて説明していただくとともに、学校での研究活動や部活での活動成果などについても紹介していただきました。
★「ジョイ・メカボット(改)」(白河実業高校)
コントローラーで8方向に動くメカナムホイールという独特のタイヤのロボットを操作します。ボールを運んだり、また先端のアームでパイプをつかんで上下することができます。
★「CANBOT(カンボット)」(白河実業)
アームのついたロボットをコントローラーで操作して、空き缶をつかみ、所定の場所まで運ぶロボットです。運ぶだけでなく、缶をうまく積み上げることもできます。
★高等学校ロボット競技大会出場ロボ(白河実業)
高等学校ロボット競技大会の県大会や全国大会で活躍したロボットを展示しました。毎年変更になる大会の課題をクリアするため、工夫がつまったロボットです。今回は昨年の秋田大会に出場したロボットを展示しました。
★ブロックロボット(清陵情報高校)
いろいろなブロックを組み合わせて、ロボット作りに挑戦できるコーナーです。駆動する部品を組み込むと簡単なプログラムで動かすこともできます。多数のオリジナルロボットが誕生しました。
★操作体験用相撲ロボット(郡山北工・清陵情報)
アニメのキャラクターやロボットをモチーフにした相撲ロボットで対戦してもらいました。初心者でも安全に楽しめるように設計されていて、コントローラーをさわってすぐにロボット相撲を楽しんでいただきました。
★ビーダマコースター(郡山北工)
モーターを使って引き上げたビー玉をジェットコースターのしくみでコース上を転がします。コースはやわらかい素材で作られていて、坂やカーブなどを作ることができます。ビー玉がスタートからゴールまで到達する様子を見ていただきました。
★「Shootank(シュータンク)」(郡山北工)
コントローラーを使って操作し、ピンポン玉を相手のかごにどれだけ入れられたかを競う対戦形式のロボットです。兄弟や親子、友人同士などで楽しみながら、勝負していただきました。
★レスキューロボット(郡山北工)
遠隔操作できるロボットで、6本のタイヤと関節を使って悪路も進むことができます。今回はスマートフォンを使って操作に挑戦していただきました。
★国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト参加ロボット(郡山北工)
「国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト」という大会に参加したロボットを展示しました。第5回世界大会で第1位を獲得した「Pro ROBO(プロロボ)」や、第6回世界大会で第3位を受賞した「Shadow(シャドウ)」などのロボットを展示・紹介しました。
★「Sma ROBO(スマロボ)」(郡山北工)
両手足に取り付けたセンサーにより人間の動きを検出し、その動きによりロボットを操縦するロボットです。また、スマートホン上のアプリでも操縦することができます。いろいろな方法でロボットの操作を体験していただきました。
★「スネークヒッター」(郡山北工)
コントローラーを使ってハンマーロボットを操作し、ランダムで手前に向かってのびてくるヘビロボットを、もぐらたたきの要領でたたいてもらうロボットです。こちらも対戦形式で体験していただきました。
★「ものづくりロボット 3Dプリンター」(郡山北工)
3Dプリンターを使って、名前や好きな言葉を立体化したプレート作りを行いました。来場者の皆さんには、自分のプレートが少しずつできあがっていく様子をご覧いただきました。
★「フラッシュザウルス」(郡山北工)
スタートすると、パネルに並んだライトが近づいてきます。足元のパネルに来た時に、タイミングよくパネルに飛び乗るとクリアです。速さは4種類から選ぶことができ、来場者の皆さんはゲーム感覚で楽しんでいました。
★ロボットアーム(郡山北工)
いろいろなロボットアームを展示しました。機械でできた腕を、レバー操作で自由に操り、ブロックなどをつかんだり、運んだりすることに挑戦していただきました。
★フォークリフトロボ(郡山北工)
動力に電動ドリルを使い、各方位への移動やリフトバーの上下もできる本格的なロボットです。稼働時間を設定し、時間内に荷運びミッションをこなす体験をしてもらいました。
★「リハビリ支援「くるコン」」(郡山北工)
車椅子の操作をパソコンの入力に置き換える装置です。Google社の提供するストリートビューを組み合わせて使うことで、車椅子の訓練も楽しい時間に変えることができます。
★タッチゲームロボ「HexBox360」(郡山北工)
室内で遊べるよう開発されたロボットで、ランダムに光る周りのボタンを、全部押し終わるまでのタイムを競うゲームです。小さなお子さんにも大人気でした。
★ポップコーンマシン(郡山北工)
全自動でポップコーンを作成するロボットです。ただし、材料となるコーンは、制限時間内にクレーンマシンでつかめた分だけというゲーム性も兼ね備えていました。
★ロボット移動機構(郡山北工)
四輪の車を方向転換させるのに、「オムニホイール」という機構を使って、全方位に移動できる仕組みを操作体験していただきました。
ご協力いただいた各校の先生方、そしてボランティアで参加し運営してくださった高校生の皆さん、本当にありがとうございました。