郡山市ふれあい科学館では2018年10月27日(土)・28日(日)に、新潟大学工学部とともに、大学が研究している工学の世界や科学の楽しさを紹介する「小中学生・高校生のための科学技術へのいざない」を開催しました。
当日は、大学の先生方や学生が、全部で7つのコースを設定して、来館した多くのお客様に科学の楽しさを体験していただきました。
お客様からは「楽しかった」「勉強になった」という声をたくさんいただくことができました。ご来館いただいたお客様、新潟大学工学部の皆様、本当にありがとうございました。
コース1: 水素、半端ないって
手回し発電機による水素生成や、水素を使った燃料電池ラジコンカーで遊びながら、次世代エネルギーとして注目を集める水素エネルギーについて紹介しました。
コース2(その1): 放射線、測ってみよう!防いでみよう!
身近なものから出ている放射線には、どんな種類があり、どのような性質を持っているのか?そして、その遮断方法について紹介しました。
コース2(その2): α線が飛んだあとには?(東北放射線科学センター)
霧箱という装置を使って、α線という放射線の飛んだ軌跡を、実際に見て確かめてもらい、その原理を解説しました。
コース3: 手作り!キラキラ・スーパーボール
加熱すると変形する素材を利用して、手作りのスーパーボールを作るとともに、そのボールを使用して、ゴムの性質の弾性について学んでいただきました。
コース4: たたくと水のようになる砂~液状化のふしぎ~
地震の際なぜ、液状化現象が起きるのかについて、モデル実験を通して解説しました。
コース5: 厚紙イヤホンを作って、骨で音を聞いてみよう
厚紙・磁石・コイルを使って厚紙イヤホンを作りました。このイヤホンは、耳で聞くだけでなく、骨で音を伝える骨伝導の方法でも音が聞こえる優れものです。
コース6: 回転アニメーション
連続した絵を見ることのできる装置を作ることで、動かない絵が動いてみえることの不思議を体験しました。この仕組みは、現在の映画やアニメにもつながっています。
コース7: 空気ホー(科学館)
プラスチックのコップと風船を使って、空気の流れやおす力を学ぶことのできる工作を行いました。作ったあとは、的たおしゲームに挑戦していただきました。