郡山市ふれあい科学館では福島大学と連携し、おもしろ科学びっくり箱「自分で遊べる木のおもちゃを作ろう」を2018年12月1日(土)に開催しました。
今回の講師は、福島大学特任教授の片野 一 先生です。講座には、小学生のお子さんと保護者のみなさまにご参加いただきました。
まず、先生から今回作る工作についての説明がありました。今回作るのは「車」です。タイヤと土台の部分は、みなさん同じものを作ります。細長い丸棒とそれよりも少し太いストローを使うことで、回るタイヤを作ることができました。
このタイヤと土台をテープなどでくっつけると簡単な車が完成です。これ以降は、たくさんある木材から好きなものを選び、組み合わせてデザインをします。
さっそく、たくさんある木材から好きなもの選び、ボンドで貼り付けたり、のこぎりで切ったり、いろいろな工夫が見られました。
途中、のこぎりを使用する部分など、保護者のみなさまがお手伝いいただく場面も見られました。お父さん、お母さんの道具を使う様子を見て勉強し、あまり使ったことのない道具にも徐々に慣れてきたようでした。
タイヤと土台は同じものでしたが、完成してみると、参加者のみなさんで全く違う、個性あふれるものばかりができあがりました。さっそく走らせてみる子や色を染める子もいて、参加者のみなさんは満足した様子でした。
終わった後に、余った木材を持ってかえる子もたくさんいました。今回のワークショップで木材の加工や作品作りに興味が湧いたようで、うれしい限りです。
今回作った作品は、自分で苦労して作ったおもちゃです。お家で飾ったり、実際に遊んだりして大切にしてくださいね。
片野先生、楽しく分かりやすい講座を本当にありがとうございました。