郡山市ふれあい科学館では、曽田香料株式会社と連携して「香りの魅力 ~オリジナル香水を作ってみよう~」を2019年2月23日(土)に開催しました。

 

 曽田香料株式会社は、化粧品や食材等の香料や、ガス漏れ対策としてガスにつける香料など、香りに関して幅広く研究・製造・販売を行っている企業で、郡山西部工業団地に郡山工場があります。

 今回も東京の曽田香料株式会社フレグランス開発部から、調香師である宇田川亜希さんを講師にお迎えしました。また、曽田香料郡山工場の皆様にも香水づくりをサポートいただきました。

 はじめに、先生から香りや香水に関してお話しいただきました。一口に「香り」と言っても、香りを楽しむ芳香だけでなく、食べ物の鮮度確認や、ガス漏れの際にすぐ気づくためのガスのニオイづけなど、身のまわりでもいろいろと使われています。参加者の皆さんは、じっくりと聞き入っていました。

 

 そして、いよいよ香水作りです。先生に調香してきていただいた、ベースとなる香料3種類を組み合わせて香水を作成します。その3種類の調合する割合によって、香りが変化します。そこで、スポイトで一滴ずつ香料を量り入れて、ひとり3種類ずつ、サンプルをつくりました。一滴分量を変えただけでも、全体の香りの印象が変わります。参加者の皆さんは自分好みの香りを求めて、サンプルを参考にひとりひとりがオリジナルの香水を完成させていました。

 アンケートでは「楽しかった。おもしろかった。」といった感想を多数いただき、皆さん大満足のようでした。

 ご協力いただいた宇田川先生・曽田香料郡山工場の皆様、本当にありがとうございました。