郡山市ふれあい科学館では2019年9月28日(土)に、一般財団法人 電池工業会のご協力により「手づくり乾電池教室」を開催しました。
講師には、電池工業会の及川輝彦先生をお迎えしました。
まずは、電池についての説明がありました。現在、いろいろなところで使用されている電池ですが、あらためて電池の種類や処理の方法などを聞いて、参加されたお子さんだけでなく、付き添いのお父さんお母さんまで、身近に感じている様子でした。
また、自分の体を使って作る人間電池も体験しました。電流の流れやすい子、そうでない子と分かれ、その理由が水分にあることも学びました。
そして、いよいよ乾電池の製作に取り掛かりました。電池は、特定の2種類の金属と電解液で作ることができます。今回は一般的な乾電池と同じマンガンと鉄で制作しました。
鉄の容器にセパレータと呼ばれる仕切りを入れて湿らせ、そこへマンガンの粉を入れました。さらに、マンガンの粉を押し固めて中心に炭素棒を入れ、ふたをすると完成です。
デザインは各自が色鉛筆で作り、世界でひとつだけの乾電池が出来上がりました。そして最後には部屋を暗くした状態で、豆電球を使って全員で点灯式!全員の豆電球が明るく光ると、思わず歓声が上がりました。苦労して作った乾電池、大切にしてくださいね。
及川先生、本当にありがとうございました。