郡山市ふれあい科学館では2021年2月27日(土)に、日本大学工学部との連携により科学ゼミナール「化学反応を使ってスーパーボールをつくろう!」を開催いたしました。
講師には、日本大学工学部 生命応用化学科の市川 司 先生をお迎えしました。
まずは、市川先生から今回作るスーパーボールの素材のお話がありました。元素や高分子のお話など、学校では高校以上の理科で習う範囲の内容もありましたが、図などを使った市川先生のわかりやすい説明のおかげで、参加者の皆さんは聞き入っている様子でした。
特に、地球の地殻で1番多い元素と2番目に多い元素を当てる質問では、参加者から積極的に手が挙がり、いい答えがたくさん飛び出しました。
そして、いよいよスーパーボール作りのスタートです。大学生・大学院生の皆さんが計り取ってくれたけい酸ナトリウム溶液に、参加者の皆さんがお好みの色の水彩絵の具を入れて混ぜます。そこへ、エチルアルコールを加えて、さらに混ぜます。
そして、混ぜたものを手にとって、球体になるようにこねると、スーパーボールができあがりました。
参加者の皆さんは、手づくりのスーパーボールを思い思いに弾ませて楽しんでいました。
市川先生、お手伝いいただいた学生の皆さん、本当にありがとうございました。