郡山市ふれあい科学館では2021年11月27日(土)・28日(日)に、新潟大学工学部とともに、大学で研究されている工学の世界や科学の楽しさを紹介する「小中学生・高校生のための科学技術へのいざない」を開催しました。
当日は、全部で6つのコースを設定して、来館した多くのお客様に科学の楽しさを体験していただきました。
お客様からは「楽しかった」「勉強になった」という声をたくさんいただくことができました。ご来館いただいたお客様、新潟大学工学部の皆様、本当にありがとうございました。
コース1:水素社会と水素検知~マスクでの透過実験をしてみよう~
手回し発電機による水素生成や、その水素を使った燃料電池ラジコンカーで遊びながら、次世代エネルギーとして注目を集める水素エネルギーについて紹介しました。
また、水素に反応するセンサーを使って、「感染予防のマスクをつけると顔のまわりを空気がどのように流れるか」を実験しました。
コース2:キラキラのスーパーボールを作ってみよう
加熱すると変形する素材を利用して、手作りのスーパーボールを作りました。そして、そのボールを使用したゲームに挑戦してもらい、ゴムの弾性について学んでいただきました。
コース3:かたい砂が水のようになる「液状化」の実験
地震の際なぜ、液状化現象が起きるのかについて実験しました。水を含んだ土砂の上に家や車の模型を置いて、横から木槌でたたくと、「液状化」によって家や車の模型が沈んでいく様子がわかりました。
コース4:ぬり絵でQRコードをつくってみよう!
マス目の印刷された紙で、印のついたマスをぬり絵のように塗って、手づくりのQRコードを作っていただきました。
また、作ったQRコードをスマートフォンで読み取る実験や、QRコードに落書きをしてどこまで読めるかも実験しました。
コース5:紙とんぼを飛ばそう!
昔からある竹とんぼは、うまく飛ばすのに少しコツがいります。しかし、今回の紙とんぼは、ゴム動力を備えていて、作るのは少し難しいですが、ゴムをねじるだけで簡単に飛ばすことができます。
コース6:風船ロケット
ゴム風船の弾力を使って飛ばすロケットを作りました。完成した風船ロケットは、壁に掲げた月の写真に向けて発射していただきました。