郡山市ふれあい科学館では2022年10月29日(土)、30日(日)に、新潟大学工学部とともに、大学で研究されている工学の世界や科学の楽しさを紹介する「小中学生・高校生のための科学技術へのいざない」を開催しました。
当日は、全部で7つのコースを設定して、来館した多くのお客様に科学の楽しさを体験していただきました。
お客様からは「楽しかった」「勉強になった」という声をたくさんいただくことができました。ご来館いただいたお客様、新潟大学工学部の皆様、本当にありがとうございました。
コース1:太陽光発電と水素
手回し発電機を使った水の電気分解で水素を作ったり、その水素を使って燃料電池ラジコンカーを運転してもらったりしました。来場者の皆さんは遊びながら、水素エネルギーを体験していました。
また、ソーラーパネルを使って発電した電気で水を電気分解して、クリーンエネルギーで水素を作る実験も行いました。
コース2:キラキラのスーパーボールを作ってみよう
熱を加えるとやわらかくなる素材を利用して、手作りのスーパーボールを作りました。そして、そのボールを使用したゲームにも挑戦してもらい、ゴムの弾性について学んでいただきました。
コース3:かたい砂が水のようになる「液状化」の実験
地震の際に起きる液状化現象の仕組みについて実験しました。水を含んだ土砂の上に建物や電柱、車などの模型を置いて、横から木槌でたたくと、「液状化」によって家や車の模型が沈んでいく様子がわかりました。
コース4:ぬり絵でQRコードをつくってみよう!
マス目の印刷された紙で、印のついたマスをぬり絵のように塗って、手づくりのQRコードを作っていただきました。
また、作ったQRコードをスマートフォンで読み取る実験も行いました。
コース5:紙コップ弓矢
紙コップやストローを使って、ゴムの弾性を利用した弓矢を作りました。矢の先端はやわらかい素材で安全に飛ばすことができます。できあがった子たちは、的に向かって一生懸命射ていました。
コース6:暗くなると光るライト
頭に巻いて使用するライトを作りました。明るいところでは変化がありませんが、暗い所に入るとセンサーが反応してLEDが光るようになります。完成させた皆さんは、特設の暗い空間に入り、ジャックオーランタンを探すゲームに挑戦していました。
コース7:ロケットうさぎ(科学館)
ゴムの弾力を使って飛ばす、うさぎ型ロケットを作りました。完成したロケットは、飛んだ高さによって点数が出る発射場で発射していただきました。