郡山市ふれあい科学館では、2024年2月23日(金)~25日(日)に一般社団法人パイプロボット普及協会、ロボットゆうえんちと連携して、パイプロボコンを開催いたしました。

 パイプロボコンは、「メカモグラ」というパイプの中を移動できるロボットを使用したタイムアタックです。参加者は「メカモグラ」を操縦して、コースとして組まれた透明なパイプをどれだけ速く通り抜けられるかを競います。

 

 コースは、初心者向けのスタンダードコース、より難易度の高いビッグコースの2種類があります。

 誰でも挑戦できるスタンダードコースを30秒以内でクリアすると、ビッグコースに挑戦できます。

 今回は3連休期間の開催ということもあって、大勢の方が挑戦してくれました。期間中合計でメカモグラ・ビッグコースチャレンジの参加者は183名、メカモグラ・ビッグコーストーナメントの参加者が15名でした。最終日のメカモグラ・ビッグコーストーナメントは福島県大会として開催され、今年の福島県代表者が決まりました。

 また、ロボットを作る工作教室も開催しました。作ったロボットは「壁づたいメカ工作セット(てんとう虫)」、「モーターで動くロボクワガタ」の2種類でした。

 参加者の皆さんは、部品の形や向き、ギアの組み合わせなどに気をつけながら、真剣に取り組んで完成させていました。

 今回は予定時間よりも全員が早く完成できたため、講師の岡本先生から、ロボットに欠かせない電気についてクイズが出題され、参加者の皆さんは悩みながらも一生懸命考えていました。

 

 この催しは日本全国で開催されていて、また郡山での開催も検討しています。機会がありましたら、ぜひご参加ください。