【開催報告】全国一斉　プラネタリウム100周年フィナーレ (2025年５月24日)

　前半は当館オリジナルの内容で、郡山でのプラネタリウムのあゆみをご紹介しました。

　特に今回は、1971年から1980年まで麓山にあった郡山市児童文化会館の「金子式ジュピター型プラネタリウム」の星空を、まだ同型機が現役で活躍している兵庫県立神戸北高校での様子をドーム全体に出すことで再現してみました。ピンホール式プラネタリウムの星空の雰囲気を感じていただけたでしょうか。また、当館の開館当初の映像システム「デジキャンバス」の映像再現も行いました。

　後半は全国30のプラネタリウムと結んでのオンライン中継でした。海外のプラネタリアンからのメッセージが披露されたほか、プラネタリウムクイズはなかなかの難問で会場での答えが大きくわかれるなど、大変盛り上がりました。

　そして、今回は日本のプラネタリウム初期の台本をもとにしたレトロ解説の再現と全国リレー解説が行われました。全国の24人のプラネタリウム解説者による語り口など、バラエティに富んだ解説をお楽しみいただきました。

参加されたみなさま、オンライン中継に携わったみなさま、ありがとうございました。

　当館ではこれからもさまざまな企画を通して、みなさんにプラネタリウムを楽しんでいただき、宇宙との出会いの場を作っていきます。ぜひ今後もお楽しみに！