2025年7月13日(日)に日本大学工学部との連携により、科学ゼミナール「つくって発見!ロボットのかしこさのヒミツ」を開催いたしました。

 講師には、日本大学工学部情報工学科の米澤 直晃 先生をお迎えしました。

 

 今回のテーマはタイトルにもあるとおり、「ロボット」です。米澤先生は、ヘビ型ロボットや4叉移動機構という車輪のついた4本足での移動の研究などをされていて、災害現場などでの活躍が期待されています。

 はじめに、ロボットのしくみが紹介されました。そこでは、ロボットがまわりと自分の状態を感じ取るセンサ、その状態をふまえてどう行動するか考えるコンピュータ、そして、その考えのとおりにロボットを動かすアクチュエータ(モータ)の3つが機能してロボットが動いていることが紹介されました。

 後半では、クルマ型ロボットを作りました。今回はロボットが進む先の路面が白か黒かによって向きを変えるライントレースカーを作りました。前半のお話でも出てきたセンサ、コンピュータ、アクチュエータを組み合わせて全員無事に完成できました。

 続いては、白い厚紙に黒ペンや黒ビニールテープでコースを作りました。直線や曲線を組み合わせて、皆さん思い思いのコースを作っていました。

 最後に自作のコースをロボットがうまく走れるか、実験しました。黒線の太さや曲がり具合などによって、うまく走ることもあれば、コースを外れてしまうこともあり、参加者の皆さんは、夢中になって黒線のコースづくりをしていました。

 

 米澤先生、本当にありがとうございました。