2025年9月20日(土)に、福島大学・蔭山工務店大安場史跡パーク(大安場史跡公園)との連携によりおもしろ科学びっくり箱「親子で夢中!ワクワク砂遊びワークショップ」を開催いたしました。
当初、福島大学の宗形 潤子先生を講師にお迎えする予定でしたが、急な御都合により、宗形先生と一緒にNPO法人福島 SAND-STORYで活動されている河内 ひろみ先生に講師を務めていただきました。

はじめに、河内先生から今回使用する棚倉町産の砂や、砂遊びの道具の使い方などが紹介されました。
道具の使い方では、木ゴテを使って砂山に階段をつけるやり方や、底抜けにしたバケツを使って西洋の城の塔の部分を作るやり方など、先生が実際にやってみると参加者の皆さんからは驚きの声があがっていました。砂遊びをしたことがある人は多かったですが、砂遊びのやり方を習ったことがある人は少なく、参加者の皆さんは先生のやり方を興味深く見ていました。
しかし、先生から「砂遊びに決まったやり方はないので、自由に作ってください」と伝えられ、参加者の皆さんの思い思いの砂遊びが始まりました。

今回、会場には事前に砂山を4つ作っておきました。参加者の皆さんは、先生のやり方に倣って砂山に階段や塔を作ったり、バケツで水を汲んできて砂山に川を作ったり、また、今回の砂の特徴である形の整えやすさを利用して砂団子やアニメキャラクターの顔を作ったりと、保護者の皆さんも一緒になって夢中になって砂遊びを楽しんでいました。
この講座では、片付けまで含めて講座という先生のお考えで、参加者の皆さんにも道具の片付けをやっていただきました。
また、単なる遊びと思われがちな砂遊びですが、砂粒の大きさや加える水の量で砂の湿り方が変わることで、砂の振る舞いが大きく変わるといった科学的要素も体感していただくことができました。
河内先生、アシスタントとしてお手伝いいただいた柳沼先生、本当にありがとうございました。