ワゴン車に天体望遠鏡を積んで市内各地を回り、星の観望会を行う「星の宅配便」。令和元年度の第8回目は、2019年11月9日(土)に西田公民館との共催で、西田ふれあいセンターを会場に開催しました。

 

【星となかよくなろう!】

 日中は見事な秋晴れでしたが、参加者のみなさんが集まるころには厚い雲が空を覆ってしまいました。そこで、まずは室内で星図を使って星の上手な見つけ方を練習しました。

 今の時期は日が暮れるのも早いので5時頃には星が見えてきます。「夏の大三角」や「秋の四辺形」など、わかりやすい形から探していきましょう。

 

【雲の間から月と夏の大三角】

 公民館の入り口に望遠鏡を出して月や星が出てくるのを待ちました。その間、望遠鏡で看板などを見てみると、景色がひっくり返って普段とは違う様子が見えてきました。

 そうこうしていると、雲の隙間から月がひょっこり顔を出しました。丸みのある形で雲を照らすくらい明るかったです。また、夏の大三角の星たちも見えてきて、「三角形見つけたよ!」と楽しい声も聞こえてきました。

 今回は少し残念な空になりましたが、おみやげの星座早見盤を使って、いろいろな星を探してもらえたらうれしいです。寒い中、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

 今回で、今年度の星の宅配便は終了となります。また来年度にも、各公民館で開催する予定です。次は皆さんのところに行くかもしれませんので、楽しみにしていてください。