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いよいよ今年の天文現象のメインイベント、火星最接近の日がやってきました。テレビや新聞など色々なところで話題となっていましたが、今年の火星は本当に明るく見えます。そして8月27日が今年最も火星が地球に接近する(5576万km)日でした。このチャンスを逃すわけにはいきません。 「最接近中の火星を撮影しよう!」 というわけで、晴れ間を求め、私たち科学館職員も望遠鏡を担いで出発しました! |
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はじめボランティアの方々を含め、逢瀬町の方へ行きましたが、天気が悪く星はまったく見えませんでした。 あちこちから情報を集めたところ、田村郡方面が晴れていることが分かり、スタッフはそちらへ向かうことにしました。 到着して望遠鏡を組み上げたところで、雲がでてきてしまいましたが、その後天気は回復してきました。なんと30分程度で曇天から一気に快晴へと変わったのです! そして、日本での最接近時刻から約50分後の様子の撮影に成功しました! |
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右の写真は、天体望遠鏡で撮影した火星の様子です。前回(8月16日)の撮影時に比べると、上部に白く見られる「極冠」と呼ばれる部分がやや小さくなっていることが分かります。これは現在火星が夏へ向かっているためです。 火星は現在マイナス3等星ほどでとても明るく見えています。夜の8時頃東の空低いところに現れ、夜中の12時頃に南の空に見えます。これから10月くらいまでは十分見頃で、夜の早い時間からよく見えるようになっていきます。まだ見ていない方は、ぜひ一度夜空に明るく輝く火星をご覧ください。 |
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望遠鏡で火星を見たい方は、「火星大観望会」にぜひご参加ください! |
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