郡山市ふれあい科学館では5月21日にやってくる日食にむけて、安全に太陽を観察する工作キット「ソーラースコープ」を作成しました。型紙をダウンロードすることができますので、印刷して作ってみてください。そして、安全に太陽を観察しましょう!
[1] 型紙をダウンロードします。お使いのプリンタに合わせて、どちらかの型紙をダウンロードください。
●A4サイズ2枚 型紙(PDF 945KB) ●A3サイズ1枚 型紙(PDF 934KB)
[2] 型紙を印刷します。少し厚めの紙に印刷したほうが工作がしやすいです。ただし、ボール紙のような厚すぎる紙になると工作しにくいので注意が必要です。
[3] その他に必要な道具は、はさみ(もしくはカッター)、のりや両面テープ、千枚通し(がびょうでも可)です。
[4] 型紙に作り方が書いてありますので、それに沿って作っていきます。
印刷した紙が厚い場合には、ミシン目の山折り線に千枚通しやカッターなどで、軽くスジを引くと折りやすくなります。
[5] 組み立てたら千枚通しかがびょうで穴を開けます。
型紙には開けるための小さな丸が4か所ありますが、それ以上に開けてもかまいません。
オリジナルのもようを作ってみても面白いです。穴が大きすぎると、うまく太陽が見えない場合があります。
直径1mmほどの穴を開けるようにします。大きく開けてしまった場合には、スコープの筒を離すことによって見えるようになります。
[6] 使い方も型紙に書いてありますが、使い方には少しコツがあります。
まず、スコープは横に持ちましょう。そして、太陽を直接見ずにスコープの先端にある三角の突起の影をスクリーンにあわせるようにします。
すると、窓から見ると小さな光が映っているのがわかります。これが太陽です。
[7] 日食のときには、この丸い光が三日月のように欠けていきます。
どのように形が変わっていくのか、5月21日の日食のときはソーラースコープを使って楽しく観察しましょう。
ただし、絶対に太陽を直接目で見てはいけません。
日食は普段は見ることのできない貴重な天文現象です。ただし、太陽は直接目で見ると大変危険です。このソーラースコープを使って安全に日食を観察しましょう。そのほかにも、木漏れ日を観察したり、専用の日食グラスを使うことによっても安全に観察できます。詳しくは日食の危険な観察方法と安全な観察方法をご覧ください。