スペースパークボランティアの会(S.P.V)では、2024年11月24日(日)に、JAXA筑波宇宙センターとつくばエキスポセンターにて視察研修を行いました。

JAXA筑波宇宙センター

 JAXA筑波宇宙センターでは、ガイド付き見学ツアーを中心に見学を行いました。

 視聴覚室でセンターの紹介映像を観覧した後、バスで見学施設をまわりました。宇宙飛行士養成エリアでは、閉鎖環境適応訓練設備や低圧環境適応訓練設備などを見学しました。低圧環境適応訓練設備は、最近では今年の10月に宇宙飛行士として認定された諏訪宇宙飛行士と米田宇宙飛行士が訓練を行いました。その様子も写真パネルで紹介いただきました。

 訓練設備だけでなく、ISSで行う実験や宇宙で行う意義など、分かりやすく解説いただきました。また、「きぼう」運用管制室も見学を行い、地上と宇宙とを繋ぐ大切な場所であることを実感しました。ボランティア会員からの質問にも丁寧に答えていただき、有意義な見学となりました。

つくばエキスポセンター

 次に向かったエキスポセンターで昼食をとった後、館内を自由に見学しました。

 1階エントランスホールでは科学教室を開催しており、光るスノードームづくりを体験している会員もいました。普段は自分自身がお客さまへ科学工作の紹介や科学の案内をしていますが、自分がお客さまの立場になって参加したことで得られたものもあったのではないでしょうか。

 同じく1階の科学体験コーナーのカウンターでは、エキスポサポーターと呼ばれるスタッフの方が子どもたちへ手作りの科学実験・工作物を使って科学案内をされていました。ボランティア会員はスタッフの話を熱心に聞き、今後のボランティア活動のヒントを得ているようでした。

 他には企画展やプラネタリウムの見学など、それぞれ充実した時間を過ごせたようです。