2018年5月13日(日)
平成30年度の郡山市少年少女発明クラブの活動が始まりました。最初に開講式が行われ、次に「くるくるすとん(回転はしご下り)を作ろう」を行いました。
開講式では、会長の小野一豊先生、副会長の岡崎 強ふれあい科学館長より、ごあいさつをいただきました。さらに、クラブ員を代表して、継続クラブ員の飯谷奎介さんが、昨年1年間の活動を通して学んだ「工夫することの大切さ」、さらに、今年も発明クラブで活動を続けることができる喜びについて、お話をしてくださいました。
新規のクラブ員はもちろんのこと、継続クラブ員、そして、保護者の皆さんも真剣に聞き入っていました。発明クラブの活動を通して、「知的財産とは何か」を感じていただけたように思います。
その後、今年、発明クラブの活動をお世話していただく黒森五郎専門指導員・大越清美専門指導員・横田俊徳専門指導員・横田香織専門指導員、さらにクラブ事務局指導員3名の紹介が行われました。
第1回目の活動準備をする時間を利用して、各グループ毎に班長さんを中心にしてお互いに自己紹介をしていただきました。
いよいよ第1回目の活動です。今回は、担当の黒森先生が用意した「くるくるすとん(回転はしご下り)を作ろう」です。
使用する材料は工作用の角材です。開講式の関係で時間があまり取れないということで、黒森先生が細かな準備をしてきてくださいました。さっそくはしごを作って、木製の回転子(こま)を下らせました。不思議なくらいにきれいに回転子はくるくるすとんと回って落ちていきます。ところが、黒森先生から、「回転子を紙で作ってみよう」との課題が出されると、それが、悪戦苦闘の開始でした。
最後に、活動を終えたクラブ員の感想を3名紹介したいと思います。
「紙のこまを作るのが大変でした。紙の表裏両方に重しをつけるとうまくいきました。一つのことにとらわれないことが大切だと思いました。家に帰ったら、100%上手くいくように改良したいと思います。大変だけどとても楽しかったです。」
「回転はしごを作ってみて、特に紙を使って作る工作がとても面白かったです。前方後円墳のような穴をあけてみたり、重りをつけてみたりなど、色々な工夫をしてうまくいく寸前までいきました。他のクラブ員のユニークなアイディアを見ることもとても楽しかったです。」
「重心がちょうどになるようにこまを作るのを頑張った。黒森先生がいかにこま作りが大変だったのかなと思った。次の活動も楽しみだ。」
次回は、共同工作「力を合わせ、強い橋を作ろう!」です。