2018年6月10日(日)
第2回目の活動は、「みんなで紙を折って、より強いペーパーブリッジを作ろう」を行いました。
今回は、班対抗での活動です。第1回目の活動では、まだ初対面のクラブ員も多く、緊張した様子のクラブ員も多く見られました。橋本先生から「今日は班で協力して活動しましょう!」とお話があり、クラブ員たちは活動を通して少しずつ打ち解けていきました。最後には、お互い笑顔が見られ、楽しく活動することができました。
出された課題は「より強いブリッジを作ろう」というものです。使っていいのは、A4の紙1枚のみ。ブリッジにひもでバケツをつり下げ、そこに入れた乾電池の種類と本数で強度を量ります。他にも、台に乗せられるのは、ブリッジの両端から5cm、使っていいセロハンテープの長さは2cm、ひもはブリッジの真ん中にする、という条件があります。
最初は、紙の形の違いによる強度を調べます。円柱と三角柱、四角柱のどれが一番強いか、予想を立て、実際に作って確かめてみました。
次は、紙を重ねて形を作り強度を確かめてみます。「何回折ったら三重になるの?」と質問されると、計算して教えてあげる上級生がいました。役割分担して作業を行う班もいれば、全員でブリッジを作ろうとする班もいます。中には、両端から折って、1枚の紙を2つの円柱にする班や、円の空洞をなくして細い棒を作る班など、様々な工夫を行っていました。
検証では、単1電池を何本支えられるかを試していきました。第1位に輝いた5班のブリッジは、なんと単1電池を6.5本(約1kg)も支えることができました。素晴らしい記録に、クラブ員一同から大きな祝福の拍手が送られました。
最後に、活動を終えたクラブ員3名の感想を紹介したいと思います。
「紙1枚でも約1kgちかくの重さにたえられることを知りました。細くすればたくさんのるともかぎらず、ちょうどいい太さの紙の棒が一番強いということがわかりました。初めてだったけど班のみんなと協力してできたのでとても楽しかったです。」
「今日は、グループで協力し合ってみんなと仲よくなれた気がします。ペーパーブリッジで30cmと直径5cmの円柱形がゆうしょうしてうれしかったです。」
「密度が高い橋ならうまくいくと思いましたが、細くなり、たえられなかったし、三角柱もうまくいきませんでした。しかし、他の班のおもしろいアイデアなども見ることができてよかったです。次のクラブもとてもたのしみです。」
次回は、「創作展に向けた作品を作ろう!!」です。