2018年7月8日(日)
第3回目の活動は、「ゴム動力で発明しよう」を行いました。
今回の工作は、小野先生のご指導で、ペットボトルで糸車を作るところから始まりました。輪ゴムを2こつなげたものを3セット作ります。わりばしとセロテープで固定しながら、輪ゴムをペットボトルに開けた穴に通しました。これがなかなかむずかしかったのですが、小野先生の「班やとなり近所にいる小さい学年の友達を助けてあげて」という一言で、みんなで作業を進めることができました。
そうしてなんと、たった30分で糸車は完成です。クラブ員から「あれ?残りの時間は何するの?」という声が聞こえました。小野先生は出来上がった糸車を見せながら、「このままだと、こまったことがありませんか?」と聞きました。「もっと速く回したい」「扇風機を作りたい」「地面をまっすぐ進ませたい」など、様々な意見が出ます。ここからは、クラブ員たちの自由で、糸車を発展させる時間です。
「これから暑くなるから、せんぷうき作る!」というクラブ員がいました。ペットボトルを支柱に見立て、わりばしに羽の代わりの発泡スチロールをくっつけます。うまく回らず、よく観察しながら調整して、完成させることができました。
糸車にもう一つペットボトルを付け、まっすぐ進むようにしているクラブ員もいました。左右のバランスが難しいようで、色々な材料を使いながらバランスを取っていました。最後には、まっすぐ進む様子を見せてくれました。
他にも、糸車の中に紙粘土で作ったおもりを入れたり、好きな色のビニールテープで飾ったりと、たった1時間ほどで、たくさんの作品ができました。一つの糸車から、こんなに作品ができるとは...。クラブ員たちの発想力が輝いていました。
最後に、活動を終えたクラブ員3名の感想を紹介したいと思います。
「私が始め「つくっておわりかな」と思っていましたが、くふうをしてすこし、まっすぐに進むようになりました。くふうしてくろうしたかいがありました。」
「楽しかった。絵をいっぱい書いて、楽しい作品にした。「糸車」というと、キークルクルというイメージだったが、おもちゃの糸車もあるんだなと思った。家でも、もっとまっすぐはしるように、くふうしたいと思います。」
「うまくできなかったけど、かんせいしました。ゴロゴローゴツゴツゴツと言う音がしました。じっけんしたら、うまくできたけど、回しすぎてプチッとなりました。また、1からやりなおしました。おうちでもじっけんします。」
次回は、「ギアボックスで工作しよう」です。