2018年9月2日(日)

 第4回目の活動は、「ギヤボックスで工作をしよう①」を行いました。

 

 今回は、夏休みが明けて最初のクラブ活動です。黒森先生がデザインした"にこにこ弁当"の袋に入った材料を使います。まずはお手本のギヤボックスで作った昆虫を観察しました。黒森先生がさっそく「昆虫の足って何本だっけ?」と聞くと、「6本!」とクラブ員たちの元気な答えが返ってきます。お手本も6本の足がついていました。どうやって作るのでしょうか。

 まずは足になる部品を切って、それを固定する止めピンを手作りします。針金を曲げてねじって、周りのクラブ員や先生方に聞きながら作っていました。止めピンを刺す穴は、千枚通しで空けます。ここで苦戦しているクラブ員のために、黒森先生からアドバイスがありました。段ボールの切れ端を当てて、持ち方を変えながら開けるとうまくいくそうです。

 

 お手本の足は、一つの足を動かすと他の足も動くようになっています。見比べながら、止めピンの締め具合や、穴の大きさ、足の部品の重なり方を調整していきます。うまくできた人から、最後の部品を黒森先生にもらって、次の工程に進みます。

 できた足に、画用紙で作った昆虫をつけていきます。クラブ員は、頭や胴体のバランスを見ながら、それぞれに工夫して作っていました。足をヒレに見立てて魚を作ったり、珍しい昆虫を再現したり、「来年の自由研究にも使えるぞ!」と黒森先生が話していました。

 他にも、色画用紙やおりがみ、ペンを使ってうまく昆虫に近づけたり、面白い昆虫を作るクラブ員もいました。材料をムダなく使って、個性あふれる作品になりました。

 

 最後に、活動を終えたクラブ員3名の感想を紹介したいと思います。

 「針がねで紙を止めることをがんばりました。しょっかくもつけて、動くようにした所が、工夫した所です。今度は8本にも挑戦したいと思います。」

 「虫の歩き方がわかった。動くと"Z"になると初めて知った。最後は、自分で虫を作った。足を作るのが、むずかしかったけと、虫の歩き方や、足のしくみが知ることができてうれしかった。楽しかった!」

 「ギヤボックスは、今日初めて作りました。ぱっと見ふくざつそうに見えたけど、思ったより簡単につくれました。針金をつけるところでは、少しだけ苦労しましたが、きちんとつけれたのでよかったです。材料は、意外と簡単に集めることのできる物だったので、こんどは、家などで、8本などを作ってみたいと思います。」

 

 次回は、「ギヤボックスで工作しよう②」です。