2019年5月12日(日)
令和元年度の郡山市少年少女発明クラブの活動が始まりました。最初に開講式が行われ、次に「糸車を作ろう」を行いました。
開講式では、会長の小野 一豊先生、副会長の岡崎 強 科学館長より、ごあいさつをいただきました。さらに、クラブ員を代表して、継続クラブ員の山田 蒼之助さんが、昨年1年間の活動を通して、「工夫することの面白さ」・「班活動で多くの友達ができることの素晴らしさ」を学び、今年も発明クラブで活動を続けることができる喜びについて、お話をしてくださいました。
新規のクラブ員はもちろんのこと、継続クラブ員、そして、保護者の皆さんも真剣に聞き入っていました。発明クラブの活動を通して、「知的財産とは何か」を感じていただけたように思います。
その後、今年、発明クラブの活動をお世話していただく黒森 五郎 専門指導員・大越 清美 専門指導員・横田 俊徳 専門指導員・横田 香織 専門指導員、さらにクラブ事務局指導員2名の紹介が行われました。
いよいよ第1回目の活動です。今回の担当は、黒森先生です。先生が用意して下さった身近な材料を利用して「糸車」を作りました。
使用する材料は、厚紙、ペットボトルのキャップ、竹ひご、輪ゴム等です。開講式の関係で時間があまり取れないということで、黒森先生が細かな準備をしてきてくださいました。さっそく厚紙を切って製作開始です。今日初めて会ったクラブ員達とは思えないほど、作業しながら明るい表情で話し合っている姿がとても印象的でした。
30分とかからないで、多くのクラブ員が糸車を完成させ、思い思いに動かし始めると、間もなく、糸車の動きを見ながらより良い物への改良(工夫)もまた始まりました。さすが、発明クラブの子どもたちです。
活動を終えたクラブ員3名の感想を紹介します。
「新しく初めて会った人たちと話し合い、友達になれてよかった。発明への関心がふえた。糸車を通して、ゴムの工作をしてみたくなった。」
「前にも糸車を作ったことはあるけど、今回はアイデアを出すことが出来た。小学3年生からの3年間は、知識をためるだけだったけど、これからは、その知識を使って、発明していきたいと思った。」
「今日自分で作った糸車で遊びました。いろいろな工夫(ゴムの巻き方、巻き数など)をしてみると、走り方が変わったりして、面白かったです。優しい先生方が分からないことを教えてくれたし、新しく会った人とも話せてとても楽しかったです。第2回目の活動もとても楽しみです。」
次回は、「プラバンアクセサリーを作ろう!」です。