2020年7月12日(日)

 今回は小野先生が担当です。テーマは「音の出る仕組みで発明しよう」です。

 

 令和2年度の郡山少年少女発明クラブの活動がいよいよ始まりました。新型コロナウイルス感染症の影響で5・6月は中止となり、7月からの活動になりました。

 開講式では、小野会長をはじめ、科学館長の岡崎副会長にご挨拶いただきました。今年度は、3年生から発明クラブでの活動を続けており、最年長となった亀田くんに、クラブ員代表挨拶をしていただきました。

 発明クラブに初めて入った仲間たちへ「一緒に活動を楽しもう」という言葉や、今年度もお世話になる講師の先生方への「よろしくお願いします」という挨拶など、素晴らしい挨拶をしていただきました。

 

 今回の活動は、小野先生の担当で「うなり木」を作りました。カッターを使って少しずつ木を削る工程に、苦労しているクラブ員が多くいました。紙ヤスリや電動ヤスリを使ってなめらかにし、キリで穴を開け、回転させるための麻紐を通します。

 お互いにできたうなり木を鳴らし合ったり、交換したりしながら、少しずつ調整しました。また、ペンで思い思いの色を塗り、自分なりのアレンジをしているクラブ員もいました。「もう少しうなり木を重くしたい!」「紐が短い方が回しやすい!」「回す腕が疲れるから、回し方を工夫したい!」など、クラブ員の気づきがたくさん聞こえてきました。

 

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「いちばんがんばったことは、木の表面を、平らではなく、山のようにすることである。たまに深くしすぎて、山が谷のようになってしまったこともあったが、何分もかけて修復した。」

 「横に回すと空気にふれる面積が大きかったので、横に回すと失敗すると分かりました。なわを短く持って音が鳴る人は、ななめの部分が少ないことも分かりました。」

 「私のうなり木は残念ながら鳴りませんでした。どうしてだろうと先生方が作ったのを見てみると、はるかに軽くそしてうすかったです。なので、家で調整して音が鳴るようにしたいと思います。」

 

 次回の活動は、横田先生が担当して8月30日に行います。お楽しみに!