2020年8月30日(日)

 今回は横田先生が担当です。テーマは「バイメタルを作ろう!」です。

 

 はじめに、バイメタルとは何なのかを教えてもらいました。バイメタルの「メタル」は金属のことで、種類によって熱膨張率が違います。熱膨張率とは、物質の温度を上げたときにどれぐらい長くなるかを表したものです。バイメタルとは、そんな熱膨張率のちがう2つの金属を貼り合わせたもののことでした。初めて知ったクラブ員も多く、一生懸命テキストにメモを取っていました。

 

 工作に入ります。まずは、ペットボトルばさみを使って、アルミ缶を切ります。そうして縦14cm、横8.5mmの長さの金属板を作ります。大越先生のアドバイスで軍手をはめて、切り口でけがをしないように注意しながら切りました。同じようにステンレス板も切り取り、2枚を貼り合わせてホチキスでとめます。

 はさみの扱いや、ホチキスがうまくとまらず悩みましたが、なんとかほとんどのクラブ員がバイメタルを作ることができました。アルコールランプであぶると曲がり、オルゴールとつないで音楽を流しました。

 

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「ホチキスの幅によってささるかささらないか決まることや、缶を切るときまっすぐにすることが難しかったけれど、熱膨張率について知れて良かった。」

 「アルミとステンレスを重ね合わせ曲がった時や少しでも音がなった時はうれしく、もっと音が出るにはどうしたらいいか考えたりすることが面白かったです。」

 「思ったようにバイメタルがそらなかったので、工夫してうまくそるようにしたい。はさみを前より上手に使えるようになった。ステンレスとアルミ以外でも試してみたい。」

 

 次回の活動は、大越先生が担当して9月27日に行います。お楽しみに!