2022年9月25日(日)

 今回は黒森先生が担当です。テーマは「天体の太陽の動き ~模型を作ろう~」です。

 

 今日の課題は、季節によって太陽がどのような動きをするのか模型を作って理解することです。はじめに、天体を考えていくときは自分がいつでも地球の中心にいることを教わりました。

 茶色の絵の具を塗った地面の台紙に、春分と秋分の日の太陽の動きを貼り付けます。それを南窓に持っていき、左手側は太陽が出る東、右手側は太陽が沈む西であることをみんなで確認しました。また、春分と秋分の日は、地面の上に出ている太陽と地面の下にある太陽の動く距離が同じであることも確認しました。模型を使って太陽の動きを学習するのは初めてだったので、先生方が一人一人のクラブ員の疑問に答えながら理解を深めました。

 次に、細長い厚紙を使って太陽の高さを測定しました。太陽の高さは角度で表すことを教えてもらった後、模型を南に向けて厚紙の影が一番小さくなるところを見つけました。そこが天球上の太陽の位置になることを確認しました。

 冬至と夏至の太陽の動きも茶色の地面に貼りました。冬至は太陽が地面から出ている時間が短く、地面の下にある時間が長いことを模型で確認しました。太陽の高さを測り約1時間たってから再度太陽の高さを測りました。先ほどよりも太陽の高さは約10度位高くなっていることが確認できました。太陽の動きをモデルを使って学習したことのないクラブ員がほとんどでしたが、春分と秋分、冬至と夏至の昼と夜の長さがなぜ違うのか、模型を使って理解していました。

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「天体を学習するとき、自分のいる所が地球の中心として考えることを知ることができ、これから中学三年生で習う中身の一部がわかって良かったです。」

 「今、ちょうど理科で月と太陽の勉強をしているので楽しみながら参加できました。太陽の高さは角度で表すことを知ることができました。家族のみんなにも教えてあげたいです。」

 「天体の太陽の動きで時間が分かることに驚かされました。今後は、春分、夏至、秋分、冬至の一日の太陽の出ている長さなどを実際に調べていきたいです。」

 

 次回の活動は、大越先生が担当して10月16日に行います。お楽しみに!