2022年10月16日(日)

 今回は大越先生が担当です。テーマは「身近なプラスチックの利用とリサイクルを知ろう ~いろいろなプラスチックで物作りを体験しよう!~」です。

 

 今日の課題は、プラスチックを知り、プラスチックで小物を作り、プラスチックのリサイクルを学ぶことです。はじめにプラスチックとはどんな材料で作られているのか動画を見ながら説明を聞きました。

 その後、プラスチックの良いところと欠点をまとめ発表しました。次に、プラスチック粘土で型抜き小物を作りました。80度程度のお湯の中にプラスチック粘土を入れて、柔らかくなるのを待ちます。柔らかくなったプラスチック粘土を素早く手で引き延ばし、型抜き(アンモナイト化石、貝、魚)に入れ、形を整え固まるのを待ちます。冷やす時間をおいてから型抜きからはずし、周りの余分な部分を切り取り完成です。

 加熱すると柔らかくなり、冷やすと固まる性質の「熱可塑性樹脂」を体感しながら、色とりどりの個性あるプラスチック小物を作ることができました。

 身近にあるプラスチック製品を持ち寄り、プラスチックの種類について調べました。飲料水ボトルに使われているPET(ポリエチレンテレフタレート)、食品トレイなどで使われているPS(ポリスチレン)、食品用ラップに使われているPCV、PE(ポリ塩化ビニル、ポリエチレン)など、用途により色々なプラスチックが使われていることを知りました。

 最後に、プラスチックのリサイクルについて学びました。いらなくなったプラスチックを溶かして、もう一度プラスチックの原料や製品に再生したり、化学原料に再生したりするなど、焼却ゴミとしてではなく、再利用されていることを学びました。

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「紙おむつやスポーツシャツなど、プラスチックで作られていることを初めて知りました。」

 「プラスチックの種類には、加熱すると硬くなりもとに戻らない性質のものと、加熱すると柔らかくなり冷やすと固まる性質のものに分類されること初めて知りました。」

 「型抜き小物づくりを楽しみながら、プラスチックの基本的な特性を理解することができた。私の好きな色で小物が作れて嬉しかったです。」

 

 次回の活動は、小野先生が担当して11月13日に行います。お楽しみに!