2023年5月14日(日)

 令和5年度の郡山市少年少女発明クラブの活動が始まりました。今回は小野先生が担当です。テーマは「うさぎどしでSDGs」ピョンピョンうさぎ作りです。

 

 はじめに開講式を行いました。小野会長さん、科学館の佐藤館長さんに挨拶をいただきました。またクラブ員を代表して5年目を迎えた根本さんから、「大事にしてきたことはアイディアを出して色々試してみることです。それがおもしろい発見につながるので皆さんも色々試していきましょう。」という経験に根ざした挨拶をしてくれました。

 これから1年間、小野会長さんが話された「知的財産」と「知的好奇心」を大切に、同じクラブ員の仲間たちと楽しんで活動していきましょう。

 今回は乾電池、竹串、ストロー、画用紙を使い斜面を転がり落ちるピョンピョンうさぎを作りました。小野先生がテキストを使い作り方を説明しました。その説明を聞いて黙々とうさぎ作りに取り組みました。

 完成したうさぎを持ち寄り転がします。改善点が見つかり工夫が始まりました。動きをスムーズにする工夫や逆立ちをしないようにする工夫、転がるスピードを速くする工夫やうさぎの顔の着せ替えをする工夫、軽い胴体に重りをつけ安定した動きにする工夫や竹串を互い違いに取り付け面白い動きにする工夫等など、クラブ員の発想の素晴らしさに驚かされる時間でした。

 今年度初めての活動でしたが、工夫したことを披露しあったりもっと面白く動くよう話し合ったりと、生き生きと明るい雰囲気で活動を終了することができました。

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「私は発明クラブがはじめてだったけど、隣の人や先生方に教えてもらい楽しくできました。また、みんなと工作や実験を頑張りたいです。」

 「初めてわかったことは、使わなくなった物でも工夫をすればおもちゃなどが作れることです。」

 「今日は跳ねながら走るうさぎを作った。周囲の人の色々な発想とそれを生かした改良を見てかなり驚いた。自分ももっと頭を柔らかくしてフリーな発見ができるようになりたい。」

 

 次回の活動は、横田先生が担当して6月11日に行います。お楽しみに!