2023年6月11日(日)
今回は横田先生が担当です。テーマは「身近な材料で楽器作りに挑戦!」です。
初めに「音」について説明を受けました。音の正体は物体(発音体)の振動であることや、音の高低は筒の長さによって変わることを教えていただきました。実際に長いストローを吹いてみると低い音が出て、ストローを切って短かくすると高い音が出ました。簡単な音の知識を勉強したところでいよいよ工作開始です。最初は、ストロー笛(パンパイプ)を作りました。ストロー管の片方を折り曲げセロテープを貼って閉じます。
次に折り曲げたストロー8本に音階の長さに合わせて印をつけはさみで切りました。低いドは16cm、レは14.2cm・・・。ドレミファソラシドの音階ごとにストローを並べて板に張り付けパンパイプの完成です。
今日は楽器を作るだけではなく、楽器の装飾にも時間をかけました。知的財産にはデザインや飾りつけも大切だからです。装飾テ-プを使ったりホログラムちよがみを使って立体的に飾りつけを行いました。個性を発揮し思い思いの装飾を楽しみました。
次に輪ゴムギターを作りました。紙皿に色をぬったりちよがみを貼り装飾を施しました。紙皿に切れ込みを入れ、輪ゴムを引っかけ完成です。輪ゴムを伸ばしたり縮めたりしながら音程の違いを味わいました。
作品が完成したところで作品紹介の時間を設けました。その中で「メリーさんの羊」や「キラキラ星」を上手に演奏してくれたクラブ員もいました。今回も集中して楽しく活動することができました。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「ストローだけでこんなにおもしろい楽器が作れるなんて思いませんでした。音が小さいので大きくする工夫もしてみたいです。」
「身近な材料で素敵な音色の楽器を作ることができました。長さによって音階がずれてしまうことがあるので、その調整が難しかったです。」
「今回はストロ-笛とゴムを使った楽器を作りました。笛はすぐに作ることができましたが、デザインはあまりうまくできませんでした。ゴムの楽器は工夫して音階を作ることができたので良かったです。」
次回の活動は、大越先生が担当して7月9日に行います。お楽しみに!